高市政権はついに「皆保険破壊」へ毒を盛った OTC類似薬「77成分1100品目」保険外しは“アリの一穴”
つまり、保険除外の範囲がOTC類似薬だけでなく、その他の医薬品や医療行為にまで及ぶ可能性があるということ。どういうことか。
問題は、省令により保険除外できる対象として改正案に掲げられた「その他の適正な医療」の意味だ。健康保険法63条は保険給付の対象に、①診察②薬剤・治療材料③処置、手術その他の治療④在宅医療⑤入院・看護──を定めている。15日の衆院厚労委で共産党の辰巳孝太郎議員が、保険除外できる対象の「その他の適正な医療」に①~⑤が含まれるかどうかを確かめると、厚労省の保険局長は苦し紛れにこう答えた。
「『現時点で』OTC類似薬以外について、一部保険外療養として別途の負担を求めることはしておりません」
要するに、①~⑤に関して保険給付から外せることは否定せず、「今は考えていない」とお茶を濁したのである。これに対し、辰巳氏は「日本の公的医療保険制度の根幹を破壊するものだと言わなければならない」と語気を強めた。
いわば、OTC類似薬の保険外しは皆保険制度を破壊しかねないアリの一穴。希望なんて生まれるはずがない。
◇ ◇ ◇
高市政権が強行した「病人切り捨て」の横暴さについては関連記事【もっと読む】『高市首相が高額療養費見直しめぐり「丁寧に議論した」は大ウソ 患者団体を“アリバイ”に利用する悪辣』でも詳しく報じている。

















