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髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

「好意があると思った」…ジャンポケ斉藤慎二被告の無罪主張は通用するのか?

公開日: 更新日:

 報道によれば、斉藤被告は「女性が好意を持っていると思った」「同意がない行為をした認識はない」と述べています。つまり、「相手も応じてくれていると思っていた」という主張です。

 もっとも、刑事裁判では被告人がそう説明しているだけで直ちに認められるわけではありません。当時どのような会話ややりとりがあり、女性がどのような態度を示していたのかなどを踏まえ、本当にそのように受け止めていたといえるのかが検討されます。

 この種の事件では当事者しか知らないやりとりも多く、双方の言い分が大きく食い違うことも少なくありません。そのため裁判所は、供述内容や客観的な証拠を慎重に検討しながら事実関係を認定し、その上で被告人に犯罪の故意があったのかどうかを判断することになります。

 8月には論告弁論が行われ、結審する見込みと報じられています。裁判所が双方の供述や証拠をどのように評価し、被告人の説明をどのように判断するのか。不同意性交等罪における「同意」と「故意」を考える上でも、今後の判断が注目されます。

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