「好意があると思った」…ジャンポケ斉藤慎二被告の無罪主張は通用するのか?
報道によれば、斉藤被告は「女性が好意を持っていると思った」「同意がない行為をした認識はない」と述べています。つまり、「相手も応じてくれていると思っていた」という主張です。
もっとも、刑事裁判では被告人がそう説明しているだけで直ちに認められるわけではありません。当時どのような会話ややりとりがあり、女性がどのような態度を示していたのかなどを踏まえ、本当にそのように受け止めていたといえるのかが検討されます。
この種の事件では当事者しか知らないやりとりも多く、双方の言い分が大きく食い違うことも少なくありません。そのため裁判所は、供述内容や客観的な証拠を慎重に検討しながら事実関係を認定し、その上で被告人に犯罪の故意があったのかどうかを判断することになります。
8月には論告弁論が行われ、結審する見込みと報じられています。裁判所が双方の供述や証拠をどのように評価し、被告人の説明をどのように判断するのか。不同意性交等罪における「同意」と「故意」を考える上でも、今後の判断が注目されます。


















