罠にかかったクマを溺死させ駆除…岩手県雫石町に苦情電話殺到で業務に支障出る事態に

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 雫石町では6月以降、ほぼ毎日のようにクマの目撃情報があり、複数の民家に侵入し、冷蔵庫の中の食品が食べられるなど、被害が続出。町や県職員が周囲を巡回し、わなや電気柵を設置した。

「檻の場合、広いスペースが必要になり、設置場所が限られるため、サイズが小さく、置きたいところに設置できるドラム缶式を使用しています。駆除方法については明らかにしていませんが、溺死させたことがSNSで広まり、『溺死させたのか』という抗議の電話が多数寄せられました。電話口で大声を上げる人や、対応した職員の名前と電話での発言を録音し、SNSで公開する者までいます。電話を受ける職員は実際にクマ対応に当たっているため、活動にかなりの影響が出ています。今は個人名を名乗るのを控えています」(前出の担当者)

 県の鳥獣保護管理事業計画では、国の指針に沿って「捕獲した有害鳥獣はできる限り苦痛を与えない方法で殺処分する」と定めていることから、岩手県は雫石町に「配慮が必要」と指導したという。

 町にしたら、住民や捕獲者の安全を第一に確保するためのやむを得ない措置だったが、職員が苦情対応に追われ、クマ対策がおろそかになったら、住民は安心して生活できない。

  ◇  ◇  ◇

 全国で相次ぐクマ被害については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

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