札幌でクマ出没件数が大幅減少のナゼ? 昨年は秋以降に大量出没したのに
北海道全体を見た場合、対策に力を入れている自治体と、人手不足などで対策が十分でない地域では成果に差が出ているという。ハンターや専門の職員不足に悩む自治体と違い、札幌市は経験豊富なハンターが多く、緊急銃猟の体制も確立されている。
「ただ、秋の実なり次第では出没が増える可能性はあります。ハンターの人数が限られる中、駆除となるとどうしても経験が必要ですから、そういう意味では恵まれています」(前出の担当者)
■秋田市では今年も目撃や被害が相次ぐ
一方、全国の市町村の中でもクマの目撃情報が最も多い秋田市では、今年も変わらず市街地で目撃や被害が相次いでいる。
「クマが大量出没した昨年度は261頭駆除しました。近年では最も多い数です。今年度は7月までに27頭駆除しています。実は昨年も7月までは同じペースでしたが、8月以降、一気に出没が増えました。今年4月の目撃情報は昨年の10倍以上でした。県独自の情報マップシステム『クマダス』によるものなので、投稿者数が増えればそれに応じて目撃情報も増えます。そういう意味では実際に出没自体が増えているかどうか分かりませんが、昨年と比べて減っているとはいえません。昨年度も秋以降に人身被害が急増したので、今後も警戒を怠ることはできません」(秋田市農地森林整備課担当者)

















