著者のコラム一覧
中川淳一郎編集者・PRプランナー

1973年生まれの編集者・PRプランナー。多数のウェブメディアの記事にかかわる。日刊ゲンダイ「週末オススメ本ミシュラン」担当。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ネットのバカ』『それってホントに「勝ち組」ですか?』など。

世界3大炊き込みご飯の1つ「ビリヤニ」がジワジワ人気…自宅で作って分かった、レシピは自由でいい

公開日: 更新日:

「タコのダシとスパイスで炊き上げたバスマティライスは、もう最高!」

 さて、ビリヤニは前述した通り南アジアに広がっている。以下はタイ・バンコクのミャンマー料理店で食べたビリヤニだ。これは正統派のビリヤニだが、タイ料理の屋台で食べたビリヤニは飾り包丁を入れたキュウリを添えるなど、タイ風のアレンジをしている。スープもタイのチキンスープである。

 2002年2月、戦後間もないアフガニスタンに行ったのだが、恐ろしいことに外国人向けのホテルの朝食以外、アフガニスタン人の行く食堂やお宅へ行くと、毎食ケバブとビリヤニの原型とされる「カブリ・プラオ」と羊のスープが提供された。これは誇張でもなんでもなく、とにかく毎食なのだ。それだけ彼の地の人はこの料理が好きなのだ。

 カブリ・プラオは、マトンとニンジン、そして干しブドウが入っている。この時にバスマティライスのウマさは理解し、以来ビリヤニも数年に1回見かけたら食べるようにしていたのだが、本格的に日本でもブームが来た。しっくりくるレシピを見つけ、食の幅を広げてみてはいかが? 多分、エビやホタテ、イカなども合うだろう。デリーは8月23日、新宿伊勢丹のカレーフェスでタコビリヤニを提供。田中社長はこう書いていた。

《タコはその味、食感も美味ですが、何と言ってもダシです。旨みの強さは、シーフードの中でも群を抜いています。この濃厚なタコのダシとスパイスで炊き上げたバスマティライスは、もう最高! インドではあまり食べませんが、ビリヤニとしてもトップクラスだと思っています》

 このようにビリヤニは自由な食べ物なのであり、カレーの一種として家庭料理に取り込むと、様々な料理への創造性が増すかもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    京本大我も父・政樹もスカウトしていたジャニー喜多川社長 成城小学校に通う頃の写真を見かけて即電話

  2. 2

    加納典明(2)草間彌生さん主導で乱交パーティーが繰り広げられ、俺は…

  3. 3

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  4. 4

    江口&松嶋「救命病棟24時」が反町「GTO」の二の舞いにならないワケ…13年ぶり復活作の“決定的な違い”

  5. 5

    山本美月は九州の女子校で偏差値トップ「筑紫女学園」から明大農学部へ 祖父も生物教師の“リケジョ”

  1. 6

    萩本欽一〈40〉バイト中に傷をつけてしまった車の持ち主の家を数十年越しに訪ねたら、500坪の大豪邸だった

  2. 7

    日本ハム大砲レイエス引き留めにかかる驚愕金額の「内訳」 巨人でさえマネーゲームから脱落へ

  3. 8

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 9

    草間彌生さんを訪ねたら“いきなり乱交パーティー” 俺は考える暇もなく、とにかくシャッターを切った

  5. 10

    内閣改造で維新が大臣2ポスト“おねだり”の波紋 「入閣待機組」渋滞中の自民党からは反発必至