世界3大炊き込みご飯の1つ「ビリヤニ」がジワジワ人気…自宅で作って分かった、レシピは自由でいい
「タコのダシとスパイスで炊き上げたバスマティライスは、もう最高!」
さて、ビリヤニは前述した通り南アジアに広がっている。以下はタイ・バンコクのミャンマー料理店で食べたビリヤニだ。これは正統派のビリヤニだが、タイ料理の屋台で食べたビリヤニは飾り包丁を入れたキュウリを添えるなど、タイ風のアレンジをしている。スープもタイのチキンスープである。
2002年2月、戦後間もないアフガニスタンに行ったのだが、恐ろしいことに外国人向けのホテルの朝食以外、アフガニスタン人の行く食堂やお宅へ行くと、毎食ケバブとビリヤニの原型とされる「カブリ・プラオ」と羊のスープが提供された。これは誇張でもなんでもなく、とにかく毎食なのだ。それだけ彼の地の人はこの料理が好きなのだ。
カブリ・プラオは、マトンとニンジン、そして干しブドウが入っている。この時にバスマティライスのウマさは理解し、以来ビリヤニも数年に1回見かけたら食べるようにしていたのだが、本格的に日本でもブームが来た。しっくりくるレシピを見つけ、食の幅を広げてみてはいかが? 多分、エビやホタテ、イカなども合うだろう。デリーは8月23日、新宿伊勢丹のカレーフェスでタコビリヤニを提供。田中社長はこう書いていた。
《タコはその味、食感も美味ですが、何と言ってもダシです。旨みの強さは、シーフードの中でも群を抜いています。この濃厚なタコのダシとスパイスで炊き上げたバスマティライスは、もう最高! インドではあまり食べませんが、ビリヤニとしてもトップクラスだと思っています》
このようにビリヤニは自由な食べ物なのであり、カレーの一種として家庭料理に取り込むと、様々な料理への創造性が増すかもしれない。

















