モーリー・ロバートソン氏 強行五輪とコロナ禍がもたらす日本社会の変革<下>

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 ――モーリーさんはツイッターを駆使してメッセージを国内外に発信されています。小山田圭吾氏の問題も“追及”されていました。

モーリー 当初からネット上で問題視されていました。大手メディアで最初に報じたのは毎日新聞ですが、分水嶺(れい)となったのは雑誌を入手して、問題発言をリアルに書き起こした日刊スポーツの報道ですね。それを受け、私も英文で投稿を繰り返しました。すると海外メディアの支局長やメディアに情報を送っている(私の)フォロワーが、署名活動のような連鎖反応を起こして一気に拡散しました。その後、テレグラフ(英国)が克明に報じるなど海外メディアにも広まりました。

 ――市民の声がSNSを通じて大きなムーブメントを起こしたわけですね。

モーリー ネット上から始まったスクラムがすごい速度で拡散し、大きな力となったわけです。時代が変わったかもしれませんね。消費者であることで国民自身が五輪のスポンサーであるということを自覚し、拡大する格差社会、まん延する不公平感に意思表示を始めている。この国民の一刺しが従来の政治、経済、メディアの癒着構造を決壊させようとしているのです。そういう意味では、今は“革命前夜”、いや、すでに始まっているかもしれません。

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