著者のコラム一覧
藤倉善郎ジャーナリスト

1974年、東京都生まれ。カルト問題を20年以上にわたり取材。2009年にニュースサイト「やや日刊カルト新聞」を創刊し、総裁就任。著書に「『カルト宗教』取材したらこうだった」など。「徹底検証 日本の右傾化」(塚田穂高編著)、「だから知ってほしい『宗教2世』問題」「陰謀論と排外主義~分断社会を読み解く7つの視点~」などの共著も多数などの共著も多数。

神父が女性信者の股間にヨーグルトを塗って射精…共同生活で「謎の儀式」を続ける

公開日: 更新日:

■儀式の様子を動画サイトに公開

 メンバーには複数の女性がおり、神父がそれぞれと性の儀式をしている。しかも一時期、彼らはこのセックス儀式の様子を動画サイトに公開、自らDVD化して販売までしていた。女性信者たちの裸や性行為を見せ物にしているようなもので、客観的に考えれば女性への性的虐待といえなくもない。

 最近はセックス儀式映像の“新作”を発表していないようだが、神父と信者の共同生活は続いている。新型コロナウイルスが広まり始めた2020年3月、ブログやSNSの更新を全て停止した。メンバーたちが車で買い物に行った際に全員が集団感染し、帰りに発熱したというのが彼らの主張だ。

 いくらなんでも発熱までの時間が短すぎる。そのせいか、保健所に検査を依頼したものの、拒否されたという。本当に感染したのかどうかは不明だが、集団生活で「濃厚接触」をしていれば全員が感染しても不思議はない。同年11月にはSNSを再開して、当時のトランプ大統領を賛美する投稿を行ったが、まもなく更新を止め、現在も休止中だ。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る