50代以上がハマる「推し活」の危うい沼…54歳の娘が母親の口座から3300万円“投げ銭”? しかも殺害容疑
中高年の「投げ銭」が増えているのはなぜか。明大講師・関修氏(心理学)が言う。
「経済的にも余裕がみられる世代であること。そして長い社会人生活で上司と部下の立場も経て、理不尽も経験し、子どもがいれば自立できる年代に成長している。そんな中で承認欲求が満たされない、誰かに必要とされたいと感じる人にとって、お金を使うことで感謝をされ、達成感も得られる。『推し活依存症』になりやすい環境です。オンライン上だとしても、“投げ銭”をめぐって配信者との駆け引きを楽しみながら、『私がいないと』という錯覚を起こします。ホストクラブやロマンス詐欺にも近い感覚です」
配信画面上はバーチャルの世界のため、投げ銭をし過ぎても金額に疑問を持ったり、われに返る機会が少ないという。
ちなみに内閣府の昨年の世論調査では、「孤独・孤立」を身近に感じる人は48.7%。年代別だと50代が高い傾向にある。孤独感もまた投げ銭依存につながるのかもしれない。家族が投げ銭にハマったら?
「とがめれば反発して加速します。ですから、推し活の価値観を否定しないこと。その上で、普段の会話で行きすぎた推し活により犯罪になった事例を出して『推し方を間違えた人がいるんだね』と、注意喚起してみてください」(関修氏)
何事もほどほどがいい。


















