有森隆
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有森隆ジャーナリスト

30年余、全国紙で経済記者。豊富な人脈を生かし取材・執筆中。「『ゴーン神話(マジック)』の終焉 日産を覆う不安の正体」(「月刊現代」2006年12月号)、「C・ゴーン『植民地・日産』の次の獲物(ターゲット)」(同09年1月号)などを執筆。「日産 独裁経営と権力抗争の末路――ゴーン・石原・川又・塩路の汚れた系譜」(さくら舎)を3月に上梓。

セブン&アイHD 鈴木天皇の辞任<下>“鈴木家の世襲”を告発

公開日: 更新日:

 オムニチャネルは15年秋から本格的な展開を始め、「売り上げ1兆円」という高い目標を掲げた。「売り上げ1兆円達成を花道に、康弘を社長に昇格させるシナリオ」と取り沙汰された。鈴木が井阪隆一の交代にあれほど固執したのは、井阪がオムニチャネルに冷ややかだったからだといわれた。

 鈴木敏文は16年4月7日の(退任)会見で世襲を否定した。

「何で息子の話が出てくるのか分かりません。(息子に世襲させたがっているという噂が)社内でも飛び交っていると聞きまして、ビックリ仰天なんですよ。そんなことを言ったこともありません」

 当時、康弘が「セブンの社長はワンクッションおいて俺で決まり」と社内外で吹聴していると囁かれていた。こうした社内の、もろもろの噂をサード・ポイントに流した人物を、鈴木は「獅子身中の虫」と指弾したのだ。

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