自動車向けセラミック部品に強い陶工老舗の「MARUWA」
MARUWAと今風な社名ですが、江戸時代からの陶芸にルーツを持つ古い会社です。瀬戸市の隣の尾張旭市に本社があり、大正時代は和食器、戦後すぐは陶磁器を生産し、高度経済成長期にセラミックス分野に進出しました。
これが大当たり。前期の連結売上高は411億円で、営業利益が4分の1の95億円もあります。先日発表された第1四半期連結決算も売上高が対前年同期比で11・3%、営業利益は8・9%も増えています。スマホ向け部品は低調ですが、電気自動車や自動運転車などの電装化システム向け部品が好調でした。
その決算発表の直後、株価は一時15%も跳ね上がりましたが、今は元の水準に。AIも買い時と判断したのでしょう。
(情報提供=MILIZE PRO)