中西文行
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中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

株価の暴落スタートが暗示するネズミ年「リスク繁盛」とは

公開日: 更新日:

 2019年の大納会で「掉尾の一振」は全く見られず、日経平均株価は大陰線(安値引け)で終え、新春の投資環境を先読みしたように見えた。

 事実、おとそ気分の正月3日、トランプ米大統領は、IS掃討作戦などを指揮したイラン革命防衛隊の司令官を、イラクのバグダッドで空爆により殺害。イランは報復を示唆したが、トランプ大統領は報復には大規模な反撃を表明した。

 北朝鮮は、先月の党中央委員会総会で対米強硬路線に転じ、核実験やICBM(大陸間弾道ミサイル)発射再開を示唆。予期せぬ地政学リスクの高まりで、新年早々、原油や金の先物価格は急騰。ドル円は一時1ドル=107円台に突入した。

 この情勢を受けて6日の大発会は、寄り付きから大量の売り注文を浴び、日銀のETF大量購入にもかかわらず日経平均株価は記録的な暴落となった。翌7日の株価は自律反発も先行きは見通せない。

 米国は先月、イランと合同軍事演習を行った中ロへの警戒で宇宙軍を創設。日本も航空宇宙自衛隊への改称に動き始めた。再選に執念を燃やすトランプ大統領は、2月以降の対中通商交渉でも香港人権・民主主義法などを盾に「Keep America Great」で一歩も譲歩しまい。

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