小売りするのは再生可能エネルギーのみ 経営者に迫る<後>

公開日: 更新日:

大石英司さん(「みんな電力」代表取締役)

 太陽光や風力などの自然エネルギーを販売する電力会社はいくつもあるが、その中で大石さん率いる「みんな電力」が注目される理由は、企業向けプランで、仮想通貨にも使われる“ブロックチェーン”技術を用いた独自のシステムにある。

「使用した自然エネルギーの全体量を出すところまではどこでもやってます。しかしうちは、30分ごとにどの発電所のどんな電気を、どれくらい使ったかまでトレーサビリティーできるんです。ここまでできるのは世界でもうちだけ。これ以上の透明性はないので、契約企業は自信を持ってそれぞれのお客さまや環境配慮型の投資家に情報発信することができます」

 近ごろは環境・社会・企業統治に配慮する企業に対して行うESG投資が国際的に盛ん。そういう企業に電気を供給することは、同社にとってもメリットがある。

 ただし、当初はそこまでの技術はなく、月々100円を1つの発電所に“応援金”として支払い、そのお返しとして地元の特産品などが届くという仕組みをつくった。通称「顔の見える電力」だ。コンセントの向こう側にいる生産者から、直接電気を買っているような感覚を疑似的に持つことができる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    秋篠宮家の眞子さまは一時金1億5000万円では生活できない

  2. 2

    眞子さま婚約破談の危機 問題の400万円をなぜ誰も処理せず

  3. 3

    秋篠宮家を守る官僚や取り巻きの危機管理はマヒ状態

  4. 4

    首都圏“宣言”解除に暗雲 都が積極的調査で陽性掘り起こし

  5. 5

    眞子さまへ一時金1億5千万円「支給するな」は法律的に暴論

  6. 6

    「重要なのは人柄」社員に説得され重い腰を上げた創業者

  7. 7

    吉本“粛清”ターゲットの大本命は加藤浩次よりキンコン西野

  8. 8

    小室圭さん結婚強行で「税金ドロボー」の声に逆転の秘策

  9. 9

    NHK視聴率快挙は“Wリョウ”次第?朝ドラの成田、大河の吉沢

  10. 10

    タモリの融通無碍な会話力の原点 九州の会社員時代に悟る

もっと見る