孫崎享
著者のコラム一覧
孫崎享外交評論家

1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。

大統領選への果てなき野望…トランプが世界に示した狂気

公開日: 更新日:

 米トランプ大統領の命令を受けた米軍が3日、イラクのバグダッド空港で、イラン革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官をドローンによる空爆で殺害した。イラン国民に「戦争英雄」として広く慕われていたソレイマニ司令官の葬儀や追悼集会は首都テヘランのほか、国内各地で行われた。

 イランの報復は必然だった。イランが報復すれば、米国も報復せざるを得ない。世界で「第3次世界大戦」というキーワードが飛び交った。

 イランの報復は強烈だった。というのも、目標をイラクにある米軍基地とし、攻撃する弾道ミサイルをイラン国内から発射したからだ。「さあ、戦うなら戦うぞ」という強烈なシグナルである。この時点で米国は今までにない窮地に追い込まれた。イランはイラクの米軍基地と、バグダッドのグリーンゾーン内にある米国大使館などをいつでもミサイルで攻撃する意思を示した。米国にはこれを軍事的に防ぐ手段はまずない。

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