投資信託や暗号資産に…「ポイント投資」最新事情! ネット証券4社を比較
クレジットカード決済で金融商品を買うと、ポイントが貯まるネット証券が増えている。貯まったポイントは投資信託や暗号資産(仮想通貨)の購入に利用できるので、複利運用に似た効果を狙うことも可能だ。
マネックス証券は2月25日からクレジットカードによる投信積み立てを開始した。マネックスカードで決済すると、最大1.1%のポイント還元が受けられる。ポイントはアマゾンギフト券やANAマイレージなどに交換できるほか、同社グループの暗号資産交換業者の「コインチェック」で、ビットコイン、イーサリアム、リップルと交換も可能。値動きの大きい暗号資産に投資するのはハードルが高いが、ポイントなら気軽に挑戦できそうだ。
auカブコム証券は、auPAYカード決済で投信積み立てを開始すると、金額の1%がPontaポイントで還元される。さらにau回線あるいはUQモバイル利用者であれば、最大4%が加算され、合計5%の還元が受けられる。auユーザーには非常に有利な制度といえる。
Pontaポイントは投信の購入のほか、プチ株の購入にも利用できる。プチ株は1株から取引ができるサービス。株式の売買は100株単位が基本なので、数万円から数十万円の資金が必要になるが、プチ株なら数百円から投資が可能になる。また、保有株数に応じて配当を受け取れるので、少額でも株式投資の魅力を体感できる。