鮒忠 安孫子節人社長(1)小学生の時「鮒忠の焼き鳥はうまい」と刷り込まれた

公開日: 更新日:

 今年、創業77年を迎える鮒忠。焼き鳥がうまく、ひいきにしているサラリーマンも多い。

 2022年7月に社長に就任した安孫子節人(56)は4代目だ。創業家の2代目社長、根本修司(故人)の長女・由美子(現副社長)の婿である。現在「赤字を許容しない企業文化づくり」に取り組んでいる。安孫子と鮒忠創業家との縁は深い。

 安孫子は1966年8月、千葉県市川市生まれ。市立真間小学校に通った。根本家の2代目、根本修司の長女・由美子も、同じく真間小学校に通っていた。

「私は小学生の頃から勉強そっちのけでサッカーに熱中していました。後に結婚する根本由美子とは小学2年生から6年生まで隣同士、机を並べました。真間小のPTA会長は根本修司が務めていました。子供たちから『根本のオヤジ』と親しまれ、人気があった。挨拶が短く、すぐに終わったからです。そのうえ運動会やバザーが開かれると、串刺しした焼き鳥を大量に寄贈、焼き台で焼いて振る舞ってくれました。『鮒忠の焼き鳥はうまい』と小学生の頃から刷り込まれましたね。真間小学校、市川二中のサッカー部では、由美子の実弟、根本修(現会長)と先輩後輩の関係でした」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」