日銀は大規模金融緩和を維持 植田総裁に突っぱねられる岸田首相「デフレ脱却宣言」構想

公開日: 更新日:

 植田総裁も19日の会見で「焦って政策変更するような考え方は不適切だ」と早期修正論にクギを刺した。

 こうした日銀内の変化に頭を抱えているのが岸田首相だ。岸田首相はマイナス金利解除のタイミングで、政府・日銀共同の「デフレ脱却宣言」を打ち出す構想を描いているとされる。すべてがうまくいかない政権が“デフレ脱却”を反転攻勢のきっかけにしようということだが、金融政策の早期修正が遠のけば、そうはいかなくなる。

安倍政権ベッタリの黒田前総裁と違い、植田総裁は政治的配慮をするような人ではありません。岸田首相が困っているからと、金融政策を歪めることは考えにくい」(日銀関係者)

 植田総裁は「チャレンジング」発言について、「一段と気を引き締めて、というつもりだった」と説明。学者出身の総裁が気を引き締めれば、岸田首相への配慮など、ますます期待できない。岸田首相の「デフレ脱却宣言」構想もうまくいかなそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に