止まらぬ安倍派裏金拡大…悪質な「中抜き」に特捜も強い関心、いくらまで膨れ上がるのか

公開日: 更新日:

 自民党の安倍派(清和政策研究会)が政治資金パーティーを利用し、巨額の裏金づくりをしていた一大疑獄。キックバック総額は5年間で5億円に上り、1000万円超を裏金としていた議員は20人程度とみられる。

 東京地検特捜部は金額の多い議員を中心に事情聴取を行う方針だが、「キックバック」に加え、派閥のパー券収入を直接議員の懐に入れる「中抜き」にも重大な関心を寄せているという。

 派閥の不記載を刑事告発した神戸学院大教授の上脇博之氏が言う。

「キックバックを受けた議員側は『政策活動費なので記載義務はないと派閥から指示された』とか、『長年やってきており適法なのかなと思った』と言い訳しています。しかし、派閥を経由しない中抜きは派閥のせいにはできない。派閥側が中抜きを承知していなければ、派閥のパーティー収入を持ち逃げしたことにもなりかねません。特捜は立件にあたり、金額の多さに加え、悪質性も重視しているはず。中抜きに強い関心を持ち、メスを入れるのは当然でしょう」

 17日の産経新聞が1面トップで〈安倍派複数議員「中抜き」〉〈不記載拡大、10億円超か〉と報じると、ネット上には怒りの声が噴出。「これはもう横領」「完全に議員側の犯罪じゃん」と怒りのコメントが相次いだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    高市首相が今上陛下を「こんじょうへいか」と呼んだのは「不敬」なのか?

  2. 2

    税収が前年度比「9兆円増」の異様とカラクリ…恩恵なく生活が苦しい庶民から飛び交う怨嗟の声

  3. 3

    スマホ注文の「モバイルオーダー」はなぜ普及しないのか…マックやスタバでレジに行列ができる理由

  4. 4

    日本の女性差別を国連も憂慮…高市首相は女性のはずなのに、なぜ女性・女系天皇に反対なのか

  5. 5

    意外と批判は少数?「めちゃウザい」「お前イエローや!」本田圭佑の“言いたい放題W杯解説”はなぜウケた?

  1. 6

    小室圭氏実家はポリスボックスで過去に物議…旧宮家の養子案「皇族になれる資格を持つ人間」が増えたら危惧されること

  2. 7

    なぜ女性天皇はダメなのか?旧宮家の養子案そのものが、女性・女系天皇を阻止するために生まれたものだ

  3. 8

    高市首相の“悲願”消費税減税「2年限定」の落とし穴 2029年は増税ショックと物価高のWパンチが庶民生活を襲う

  4. 9

    オランダ訪問の晩餐会での天皇のスピーチと雅子皇后…"旧宮家"に求められる「皇室外交」と担い手の難しさ

  5. 10

    今や65歳以上の4人に1人が働く社会に…再雇用は当たり前、社員と同一労働、同一賃金への見直しも進む

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  2. 2

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も

  3. 3

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  4. 4

    骨折で入院中ですが…ブラジルに惜敗した森保Jを巡る一部炎上報道で心が痛い

  5. 5

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  1. 6

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  2. 7

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  3. 8

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 9

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 10

    村上誠一郎前総務相が高市政権バッサリ!「これが本当に保守政治なのか」…突きつけた自民「立党宣言」との乖離