「空間デザイン心理学」とは…ソファの位置で離婚も!間取りと家具の配置で人間関係は変わる

公開日: 更新日:

NGなのは1階or2階?

 その共通点として高原さんが第一に挙げるのは、子ども部屋が玄関のすぐそばや離れ、屋上や地下など誰にも会わずに入れる場所にあることだ。某有名女優の子どもが何度も薬物法違反で捕まっているが、子ども部屋が地下にあったことは有名である。

「そうした部屋は、親が子どもに対して十分な注意を払っていないというメッセージを無意識に送ってしまうことになるのです。さらに子ども部屋が1階にあり、親の部屋が2階にある場合も、悪影響を与えます。なぜなら1階は不審者が最も入ってきやすい場所なので、そこに子ども部屋があると、子どもは無意識に自分は守られていないと感じてしまうからです。子どもの心理的安全性は発育にとって非常に重要です。家を買う前やリフォームをする前にはぜひ配慮をしてあげてください」

 最後にすぐできる空間デザイン心理学的テクニックを教わった。

「女性が家の中で笑顔でいられる家づくりが一番です。ポイントはキッチン。ソファなど家族がくつろぐ家具を視野の60度以内に入るように配置します。距離は3.5メートル以内が理想。この距離を超えると、自然に語気が強まりきつく聞こえてしまいますし、声が届きにくくてコミュニケーションが不十分になりがちだからです」

 小さな間取りの変更が大きな幸せをもたらすかもしれない。今すぐ自宅をチェックだ! 

(取材・文=いからしひろき)

▽高原美由紀(たかはら・みゆき) 空間デザイン心理学協会代表理事、カサゴラコーポレーション代表取締役。職業能力開発総合大学講師。心理学・脳科学・行動科学・生態学などをもとに、住む人が幸せになる空間づくりの法則を「空間デザイン心理学」として体系化。間取りが人間関係や自己実現に与える影響や、その改善方法を伝える活動を行う。著書に「ちょっと変えれば人生が変わる!部屋づくりの法則」(青春出版社)。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日テレ河村亮アナと菅谷大介アナは50代で死去…「俺たちの箱根駅伝」放送開始で改めて追悼の声

  2. 2

    グダグタの横浜市長選…「組織戦の“素人”候補vsカジノ争点化に躍起のパワハラ前職」の展開で終盤戦へ

  3. 3

    ついにハシゴ外した高市首相…簗農相の予算委ポンコツ答弁が「クビ切り」の決定打に

  4. 4

    「救命病棟24時」江口洋介復帰で初回2ケタも…松嶋菜々子不在の第2シリーズが“歴代最高”、松雪泰子の「香坂先生」待望論

  5. 5

    “クズキャラ”芸人は消滅する…「TKO」木下隆行に続く「我が家」杉山裕之の寂しい末路

  1. 6

    横浜・織田翔希はNPB入りなら工藤中日が最適か…吉井楽天も魅力、阪神とオリには不安材料

  2. 7

    中日ナインは“理屈屋”工藤公康新監督についていけるか? 圧倒的知識量と裏方も心酔する人心掌握術

  3. 8

    工藤公康新監督の成否のカギ握る雅子夫人の「内助の功」 中日特有の“面倒臭さ”にはあの落合博満氏も苦しんだ

  4. 9

    阪神に「甲子園のDeNA」という鬼門…佐藤輝、森下、大山の中軸がそろって“借りてきた猫”状態

  5. 10

    元timelesz猪俣周杜の素行の背景 “王道アイドルとは雲泥の差”メン地下アイドルの闇

おすすめ求人情報

Sponsored by 求人ボックス