「空間デザイン心理学」とは…ソファの位置で離婚も!間取りと家具の配置で人間関係は変わる

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暖炉が欲しい心理は何?

「例えば、椅子があると人は座ります。しかし、その椅子が相手に背を向けていたら、会話は成立しません。同じように家具や住まいの構造が、私たちの行動や感情を規定するのです」

 たとえば、大きなリビングがあってもそれが各部屋につながる通路になっていたら落ち着いて暮らせない。喫茶店では入り口や通路沿いを避け、奥の空間を選びたくなるのと同じだ。これは動物としての本能に基づくものだという。

「夫婦間の問題も、家具の配置によって影響を受けることがあります。先日出会ったある男性の家庭では、リビングのソファがキッチンに背を向けていたため、自分がテレビを見ている間、妻が孤独になっていることに気づきませんでした。その結果、夫婦は離婚してしまいました」

 こう聞いて心当たりがある男性読者も多いのではないだろうか。しかしご安心を。高原さんは改善の例を挙げる。

「ソファの向きをキッチンやダイニングに対して90度に変えます(図)。それだけでお互いの姿が視野に入り、夫婦間に会話が生まれ、関係が改善されたケースもあります」

 リフォームを考える際はどうしても見栄えに注目しがちだが、高原さんは安易な外見主義に警鐘を鳴らす。

「おしゃれでかっこいい壁や家具が本当に幸せにつながるかは別問題です。見た目よりも、その空間がその人のニーズや人生に合っているかどうかが重要なのです」

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