国税庁は大困惑…公式Xで「確定申告」呼びかけ大炎上!自民裏金議員への国民の怒り爆発

公開日: 更新日:

 鈴木財務大臣が国会で、「(納税するかどうかは)疑惑を持たれた政治家が政治責任を果たすという観点から判断されるべきだ」と、“議員任せ”のような答弁をしたことも、火に油を注いでいるようだ。

 税務署の現場の職員は、納税者から嫌みを言われることも多いという。はたして公式Xの炎上をどう受け止めているのか。

「例年、確定申告の時期には、さまざまな手段を使って申告を呼びかけています。今年も公式Xを使って周知徹底しました。そのXに対して、いくつものコメントが寄せられていることは承知しています」(国税庁広報)

 いまや国税庁が確定申告を呼びかけるほど反発を招いてしまう状況だ。政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。

インボイス制度まで導入され、庶民は厳しく徴税されています。『なぜ、裏金議員から税金を取りたてないのか』と、国民が国税に対して怒りを向けるのはよくわかります。ただ、現場の職員に怒りをぶつけても解決しない。かといって、政府が国税を動かしたり、国税が世論受けを狙って動くのも、差し障りがあります。前例を作ってしまうと、将来、政治権力や国税が、政敵や特定勢力を潰すために恣意的に動くようになりかねないからです。とりあえず、国民が裏金議員に対して『納税しろ』と迫りつづけることです」

 自民党の総裁として岸田首相が「裏金議員には自主的に納税させる」と宣言すれば、自民党議員も観念するのではないか。裏金議員が納税しない限り、タックスペイヤーの怒りは収まりそうにない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か