自民「政治資金規正法」改正案でようやく公明にすり寄りも…具体案“小出し”する往生際の悪さに国民ゲンナリ

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 だが、パーティー券購入者の金額引き下げ――という、わずかな見直しさえも渋っている自民党の姿勢は、往生際が悪いというのか、子供だましと言っていい。SNS上で《相手の顔色を見ながら少しずつ“小出し”するのは政権与党の座にふさわしくない》との声が出るのも無理はないだろう。

《もはや自民党には反省を期待していない。5年間であれだけの裏金をためたのだ。ならば政権交代してから一体、いくらくすねたのか》

《自民党は規正法改正で金の流れを透明化しようとする気はない。どこかに抜け穴はないか。抜け穴は作れないかばかり考えている》

 条件付きの「なんちゃって連座制」や使途が分からない政策活動費は放置したまま。国民が永遠に見放す日はそう遠くないのではないか。

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