著者のコラム一覧
真保紀一郎経済ジャーナリスト

M&A総研HD(上)“時代の寵児”が直面、中小企業を食い物にする悪徳業者対策

公開日: 更新日:

 佐上氏は理事の中でもっとも若い33歳。M&A総研の誕生もわずか6年前にすぎない。そこから急成長を遂げ、22年には上場を果たす。株価も高く、時価総額は、M&Aセンターホールディングスに次いで業界2位。社長の佐上氏は、過半の株を保有しているため、昨年秋に雑誌「Forbes」が発表した日本人長者番付では資産1750億円で41位となり、最年少でランクインした、いわば時代の寵児だった。

 なぜ、佐上氏及びM&A総研はこれほどまでの急成長を遂げることができたのか。そしてこの急成長こそが、悪徳企業をはびこらせる温床になったのではないか。

 後編では、これまでの佐上氏の足跡と、経営手法を明らかにする。=つづく

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも