石破内閣も「政治とカネ」で爆発寸前! 鈴木馨祐法相だけじゃない“地雷閣僚”がゾロゾロ

公開日: 更新日:

後任が枯渇する可能性

 前倒し解散を前提にバタバタ組閣したツケ。“身体検査”不足の危ない閣僚は現職にもゾロゾロいる。

 伊東良孝地方創生相は、日刊ゲンダイの調べで「政治とカネ」の問題が発覚。政治資金を透明性の低い政治団体に移し、使途を隠蔽した疑いがある。武藤容治経産相はキャバクラに政治資金を支出していた過去があり、坂井学国家公安委員長は、コロナ禍にもかかわらず官邸で昼食パーティーを開いて大炎上していた。

 岸田前政権は発足から1年程度で問題が続出し、4閣僚の辞任ドミノになったが、石破政権も同じ事態に追い込まれるのではないか。「そんなことになったら大変ですよ」と言うのは、前出とは別の自民党関係者だ。

「衆院選で大勢が落選しましたから、後任が“枯渇”しかねません。そもそも、鈴木さんの法相起用にしたって、総理は前任の牧原さんと当選同期の未入閣議員を消去法で選んだ結果でしかないのではないか。同期の木原誠二さんは過去のスキャンダルで入閣は厳しい。丸川元五輪相の夫・大塚拓さんは落選した。つまり、入閣にふさわしい議員がほぼいなかったというわけ。今後、問題閣僚が続出したら、後任不在で、結局、閣僚経験者の出戻りばかりになってしまうかもしれません」

 いつ“地雷”は爆発するのか。野党は手ぐすね引いているに違いない。

  ◇  ◇  ◇

 石破首相は政府要職・党役員の起用について「適材適所」などと言っていたが、裏金疑惑のある鈴木馨祐氏を起用するとは…。●関連記事【もっと読む】『石破首相「適材適所」どこに? 裏金問題を扱う法相の後任に裏金疑惑の鈴木馨祐氏を充てる仰天』も合わせてどうぞ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か