「ホープ軒」は千駄ヶ谷で開店50年…牛久保英昭社長に聞く「私の根底にあるのは『お客さんはタクシー運転手』」

公開日: 更新日:

 これが好評を呼び、15年にわたり屋台を引いた。千駄ケ谷に店を構えたのは75年のことだ。

「74年に三菱重工や三井物産など企業を狙った連続爆破事件が起きて、都内は戒厳令を敷いたようになってね。それで屋台をやめたんです。私の頭の根底に『お客さんはタクシー運転手』ってのがあって。千駄ケ谷は当時、寂れた町で、この店がある通りは商売がうまくいかない『もとすり通り』なんて言われていたけれども、何よりタクシーが駐車しやすかった。それで都心に近いこの地を選んだわけです」

■世界に有名な商店街にしたい

 実は店を構える前に、海外でラーメン屋を開こうと考えていたという。

「店を構える3年前かな。NHKの外信部にくっついてハワイに行ったんです。田中角栄総理とニクソン大統領が会談したホテルに泊めてもらいました。ただ、ラーメン屋をやろうにも材料がうまくそろわない。『ロサンゼルスのリトルトーキョーでやればいい』なんて言う人もいましたね」


 もし海外に店を出していたら、千駄ケ谷にホープ軒はなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  2. 2

    侍J投手コーチに飛び交う悪評「データを扱えない」 “構造的欠陥”も相まり大いなる不安

  3. 3

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  4. 4

    元プロ野球選手の九州国際大付・楠城祐介監督に聞いた「給料」「世襲の損得」「指導法」

  5. 5

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  1. 6

    高市首相が今上陛下を「こんじょうへいか」と呼んだのは「不敬」なのか?

  2. 7

    自民党からボロクソに言われ始めた玉木・国民民主…無理な要求ばかりで「おかわり君」「おねだりキャバ嬢」

  3. 8

    パチスロファンからは辛辣な声も多数…『スマスロ 北斗の拳 転生の章2』は本当に“期待外れ”だったのか

  4. 9

    元タカラジェンヌは人材の宝庫か? 礼真琴は「新しい地図」入りして原発ドラマで活躍

  5. 10

    「ノーバント宣言反故」の直後に大事件…伊原監督にメンツを潰され、抑えきれない怒りが湧いた