著者のコラム一覧
中西文行「ロータス投資研究所」代表

法政大学卒業後、岡三証券入社。システム開発部などを経て、岡三経済研究所チャーチスト、企業アナリスト業務に従事。岡三インターナショナル出向。東京大学先端技術研究所社会人聴講生、インド政府ITプロジェクト委員。SMBCフレンド証券投資情報部長を経て13年に独立。現在は「ロータス投資研究所」代表。

中国株が急騰しそうな予兆がチラホラ…欧米投資家にとって政治と経済は別物だ

公開日: 更新日:

 中国の電気自動車(EV)の比亜迪(BYD)は、2024年の世界販売が23年比で41%増の427万2145台と、ホンダや日産自動車を上回った。同社は今月10日に、ほぼ全車種に自動運転システムを導入する計画を発表。ディープシークの生成AIを自社の先進運転支援システム「天神之眼」に統合する方針も明らかにした。

 世界最大手のEV用電池メーカー、寧徳時代新能源科技(CATL)は11日、香港証券取引所へ上場申請した。申請書類によるとCATLの動力電池の搭載台数は8年連続で世界1位、エネルギー貯蔵電池の出荷台数は3年連続で世界1位である。

 オーストラリアのローウィー国際政策研究所は1月下旬、国際貿易に関する報告書を公表。この中で、トランプ米政権が中国製品に高関税を課しても、中国が第三国を経由する迂回貿易などで対処するため、中国の輸出力を弱めることにはならないとした。

■米ゴールドマンが潜在上昇率は14%

 国際通貨基金(IMF)のデータを集計すると、対米より対中貿易が多い国・地域は2018年に139だったが、23年には145に増加。対中貿易額が対米の2倍以上の国・地域も、18年の92から23年に112へと増えていた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった