著者のコラム一覧
森岡英樹経済ジャーナリスト

1957年生まれ。早稲田大学卒業後、 経済記者となる。1997年、米コンサルタント会社「グリニッチ・ アソシエイト」のシニア・リサーチ・アソシエイト。並びに「パラゲイト ・コンサルタンツ」シニア・アドバイザーを兼任。2004年にジャーナリストとして独立。

「エムット」の商標巡り“ニアミス”騒動も…三菱UFJ銀はポイント還元率最大20%ブチ上げ預金獲得強化へ

公開日: 更新日:

「エムット」とうり二つのキャラクターは「エムっとくん」。三重テレビ放送のマスコットキャラクターで、ガールフレンドの「ビっとちゃん」もいる。

 2005年4月に三重テレビが地上デジタル放送を開始したのに伴い登場した、いわゆるゆるキャラで、「地球から33億光年離れたメイズ星雲メイビー星からやってきた宇宙人(33は三重テレビのアナログ放送のチャンネルである)。トレードマークは、『M』の形のおでこ」というプロフィルだ。ガールフレンドの「ビっとちゃん」は、地球人の女の子で、チャームポイントはかわいい前髪だ。

「“くん”が付いているか、ついていないかの違いはあるが、名称が似ていることは確か。ただ業態も違い商標登録としては問題ない。期せずして兄弟キャラクターの関係となったようなもの」(同)と、好意的に受け止められている。

「エムット」のサービス開始に合わせ、MUFGは、三菱UFJカードのポイント還元率を6月2日から業界最高水準の最大20%に引き上げ、三菱UFJ銀のアプリも刷新した。

 これまでのアプリでは預金残高のみが表示されていたが、グループ内のカードの支払額や証券の資産評価額が一目で確認できるよう拡充された。ポイント還元率20%は、「破格の水準で魅力がある」(他のメガバンク関係者)と、競合他行の銀行員も口座を開設した者もいるほどだ。

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