大阪万博はもはや「何も見られない」…閉幕まで25日、“駆け込み来場”で激混みの悲惨

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 特に、万博屈指の人気パビリオンであるイタリア館は、事前予約なしの待機列の最後尾に「待ち時間3時間以上」の看板が掲げられていた。最大で6時間以上並ぶこともあるといった声もSNSには上がっている。

■帰りも40~50分待ちはザラ

 他のパビリオンなら空いているかといえば、そうでもない。バーレーンやトルクメニスタンといった中規模、エジプトなど小規模なパビリオンでさえも、長い列に並ばなければならない。スムーズに入場できる海外パビリオンは、複数の国が共同で出展するコモンズ館くらいだ。グッズショップやフードコートも、人であふれかえっている。来場者数に対し、ハコのキャパシティーが十分とはとてもいえない状況だ。

 そして、帰り道もまた“激混み”だ。2つある入退場ゲートのうち、シャトルバスが発着する西ゲートは今月13日から午後8時以降はバスが完全予約制になった。事前に予約をしていなければ、地下鉄夢洲駅のある東ゲートからの退場になる。だが、こちらも帰宅ラッシュ時にはしばしば入構規制が敷かれ、ゲートを出てから電車に乗れるまで40~50分待ちはザラだ。

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