FeelWorks 前川孝雄社長(1)「日本の上司を元気に」する“第一人者”

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「学びたくても学ぶ機会が持てなくて悔しい思いをしたんでしょう。両親からは『私たちは学べなかったから人生の選択肢がなかった』『学ぶことができれば人生の選択肢が広がる』と言われ続けました。上の学校に進んで会社員になれば、安定した生活、安定した人生を送れると」

 小学生の頃から塾にも通わされた前川少年は、近所にひとつだけの本屋にもよく通った。

「本屋ってメッセージにあふれていて、本のタイトルを見るだけでワクワクするというか。本好きで、よく読みましたね。中でも山本有三の『路傍の石』は、いまだに座右の書。貧しくても一生懸命に生きようとする主人公の“吾一”の姿が自分の人生と重なったんじゃないですかね」

 まだ“路傍の石ころ”だった前川少年の心に、「ものすごく刺さった」一冊だった。 (つづく)

(杉本勝之/日刊ゲンダイ)

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