食品スーパー再編へ イオン東西分割で狙う近畿戦略

公開日: 更新日:

「ダイエー」が関東から消滅する。

 親会社であるイオンは3月1日付で首都圏と近畿圏の食品スーパー事業を再編。その一環で、ダイエーの関東事業はマックスバリュ関東に移管されることになった。マックスバリュは同日付で「イオンフードスタイル」に商号を変更する。

 ダイエーは、京阪神で「KOHYO」(コーヨー)や「マックスバリュ」などを展開する傘下の光洋と統合。経営基盤を近畿圏に集中させる。統合により、単独で187店舗、売上高3000億円規模の新生ダイエーが誕生する。

 店舗の活性化やスクラップ&ビルドによる再生、新規出店を加速させる方針だ。本社コストの最適化や商品・配送の集約などにより、年間15億~20億円のコスト削減効果を見込んでいる。

「イオンは各地のスーパーを傘下に収め規模を拡大してきたが、集約は不十分だった。人件費の高騰やメーカーの値上げが続く中、収益の改善が課題だ。利益率の高い『オーケー』などの競合も脅威になっている」(流通業界関係者)

 今回の再編では「ピーコックストア」を運営するイオンマーケットも、イオンフードスタイルに吸収される。イオンは関東と関西で、計40億円規模の収益改善を図る。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒