図書館流通センター 谷一文子社長(1)全国の図書館の受託運営を手掛ける“縁の下の力持ち”

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「背伸びをしていたんだと思います。でも、小説は現実では遭遇できない体験を味わうことができる。国語の先生が私に合いそうな本をいろいろ教えてくださったので、ますます本の世界にのめり込んでいきました」

■外交官を夢見た少女時代

 一方で、クリスチャンの家庭で育った谷一氏は、教会で欧米人と話したことをきっかけに、英語に興味を持つように。NHKの「テレビ英語会話」などで英語を学ぶうちに外交官になることを夢見るようになった。

 転機が訪れたのは中学3年になってまもなくのこと。父親の仕事の関係で熊本県八代市に引っ越したのだ。

「方言はわからないし文化も違うので最初は馴染めませんでした。でも、実力テストで1番を取ると一目置かれるようになり、自然と打ち解けていきました。運動会でリレーの選手として校内記録を更新した時は、みんなの歓喜に包まれて。小さい頃に野山を走り回っていた甲斐がありました(笑)」

 英語力もさらに上達し、英語教師の勧めで中学校英語弁論大会に出場。熊本県大会で4位に入賞した。

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