染料工場で「膀胱がん」多発…原因は厚労省の“ザル規制”

公開日: 更新日:

 被害がどこまで拡大するのか心配だ。染料や顔料を製造する「三星化学工業」(東京)の福井県内の工場に勤務する従業員ら5人が、相次いで膀胱がんを発症した問題。三星化学は4~5年前から、取り扱っている化学物質の「発がん性」を認識していたというが、なぜ、最悪の事態は避けられなかったのか。

 今のところ、膀胱がんのきっかけは「オルト―トルイジン」という化学物質とみられている。オルト―トルイジンはもともと液体だが、乾燥させると粉末状になり、空中に飛散しやすくなる。口や鼻から吸い込んだり、皮膚に付着して汗に溶け込んだりして体内に入ると、発がん性物質に変わるとされる。従業員らは粉末を袋詰めする作業に就いていたといい、作業中に何らかの原因で体内に入ったとみるのが一般的だろう。

 三星化学の従業員から、「膀胱がん多発」を打ち明けられた業界労組「化学一般関西地方本部」の担当者はこう言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK桑子真帆アナに“超肉食系”報道…結婚には完全マイナス

  2. 2

    二階幹事長と麻生氏に国民の怒り爆発!怨嗟の16万ツイート

  3. 3

    五輪に執着する菅政権に自民OBが怒り「総入れ替えが必要」

  4. 4

    結局、国民が被害…スガ発言が意味不明なのは他人事だから

  5. 5

    井上清華「めざまし」メインに フジ“女子アナ王国”復活か

  6. 6

    デサントの「水沢ダウン」は海外物を凌駕…国産の実力知る

  7. 7

    海外から酷評相次ぐ 本家ロシアも認めたスガーリンの独善

  8. 8

    今年の大阪国際女子は「マラソンにあらず」元陸連幹部激怒

  9. 9

    麻生財務相「一律10万円再給付ない」発言に若者も怒り心頭

  10. 10

    弟弟子の小朝が36人抜きで真打ち「師匠は伝えにくかった」

もっと見る