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総額550兆円…膨らみ続ける上場企業「内部留保」上位45社

 今年の春闘は低調だ。連合の統計(18日時点)ではベースアップ(ベア)が平均1478円と、昨年に比べ4割ダウンした。

 大企業に対して賃上げ要請を繰り返す安倍首相は、「空前の利益を上げているのだから、もう少し期待していた」と不満を口にしたが、経営者の腹の内は違う。

「GDPは2期連続のマイナス成長になりそうだし、日銀は今月15日の金融政策決定会合で景気判断を下方修正しています。経済の先行きが不透明極まりないのに、賃上げに踏み切る経営者は少ないでしょう。その分、企業の内部留保が膨らむことになります」(株式評論家の倉多慎之助氏)

 財務省の15年10~12月期の法人企業統計によると、利益剰余金は356兆円(金融・保険除く)に達している。

「内部留保を算出する際には、利益剰余金に資本剰余金をプラスすることが多い。引当金を加えるケースもあります」(市場関係者)

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