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突き落としに切りつけ事件 12月の“駅構内”が物騒なワケ

 物騒な世の中だ。11日は大阪市のJR新今宮駅のホームで女性2人が若い男に突き飛ばされ1人が転落。12日には東京・JR山手線内で女性が何者かに切りつけられる事件があった。大阪の事件では女性2人にけがはなく、いずれも犯人の男と面識はないという。

 それでなくても12月の“駅構内”は物騒だ。日本民営鉄道協会の調べによると、昨年度の鉄道係員に対する暴力行為は計792件。そのうち12月が88件と最も多い。例年そうだ。

 加害者の6割超が酔っぱらいというが、飲酒なしも3割近い。忘年会シーズンだからという理由だけではない。犯罪心理に詳しい臨床心理士の矢幡洋氏が言う。

「“年末ストレス”もあるでしょう。12月は『今年も何もできなかった』という焦りを感じやすい区切りの月です。反社会的な傾向のあるタイプが『年を越す前に何かやってやろう』などと犯罪に走りやすい。とりわけ師走の駅構内は大勢の人でごった返すので、ストレスが爆発しやすい環境ともいえます」

 年末はホームも電車内も背後にご用心だ。

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