安倍自爆解散の結末を大胆予想 混沌の先に何がある<上>

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大幅議席減で安倍退陣か小池出馬で政権交代か

 希望の党に最も警戒感を強めているのが自民党だ。政権を奪還した2012年や、横綱相撲だった14年の解散時の雰囲気は今回、ガラリと様変わりし、衆院本会議場から出てくる自民議員の顔に笑顔は見られなかった。

 そりゃあそうだ。7月の都議選で、自民は小池率いる都民ファーストに大惨敗を喫した。無党派層が多い都市部選出の議員にとっては“悪夢再来”と戦々恐々になっているに違いない。政治評論家の小林吉弥氏は、現時点で小選挙区、比例区で「自民が30~50議席を失う可能性がある」と指摘していたが、小池自身が出馬すれば全国的に小池旋風が吹き荒れるのは確実。「魔の2回生」どころか、ベテラン議員だって危うくなるのだ。政治ジャーナリスト・鈴木哲夫氏はこう言う。

「小池知事が(首相に就いて)国政のかじ取りをできるチャンスは今しかない。出馬する可能性は高いでしょう。そうなれば、(小池旋風で)自民批判票をごっそり奪う。今後の展開次第では、政権交代もあり得ると思います。他方、自民は勝ったとしても、大量の落選者を出せば地方組織から安倍首相の責任を追及する声が上がるのは必至です。選挙後、安倍政権が退陣して総裁選――の可能性もあります」

 辛うじて勝った自民の政権たらい回しか、小池首相の誕生か――。

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