疑惑の獣医学部は人気でも 加計“屋台骨”の経営は青息吐息

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 今頃、加計理事長は高笑いしているのではないか――。安倍首相の“腹心の友”加計孝太郎氏が理事長を務める加計学園の岡山理科大学で、1日から一般入試が始まる。今年4月に開学する獣医学部をめぐる疑惑は、依然くすぶったままだ。ところが、加計の獣医学部は意外にも人気を集めているのだ。

 岡山理大の志願者速報によると、獣医学部の志願者数は一般入試(833人)とセンター試験利用者(250人)の計1083人で、獣医学部の募集人員200人の約5倍。一般入試の1人当たりの受験料が3万5000円、センター利用試験が2万円なので、受験料だけでも、ざっと約3400万円が転がり込んでくる計算だ。

 加計理事長が人気学部の誕生に胸を撫で下ろしているのは、間違いない。既存の学部の志願者がガクンと減っているからだ。

 岡山理大の昨年の志願者数は、一般入試(2880人)とセンター試験利用者(960人)の計3840人。ところが今年は、獣医学部を除いた学部の志願者数は2764人だ。1000人も減っている。当然、受験料収入も減少。受験料の割引制度などを無視してざっと計算すると、昨年の約1億500万円に対し、今年は約7600万円。獣医学部の受験料収入を足しても、昨年とほぼ変わらない。

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