米朝破談でミサイル発射兆候 金正恩が敷くトランプ包囲網

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 拓殖大主任研究員の高永喆氏(元韓国国防省北韓分析官)は言う。

「北朝鮮外交はこの25年、緊張→対話→決裂→緊張の悪循環でしたが、今回のミサイル発射兆候はトランプ大統領を3回目の首脳会談に引き寄せるため、あてつけの挑発行動の可能性がある。米側は協議継続の姿勢を示しており、北朝鮮が決裂を意図しているとは思えない。中国に続き、米国が嫌がるのを百も承知でロシアにも急接近している。米国にプレッシャーをかけ、交渉のテーブルに着くよう“トランプ包囲網”を敷いているのでしょう」

 北朝鮮は今月上旬、ロシアと経済協力に関する政府間協議を開き、貿易拡大や観光分野での協力で合意するなど、関係強化を急いでいる。

■安倍首相を5回も呼び捨て「影すらさらすな」

 米朝破談を受けて永田町では「北朝鮮は米国と同盟を結ぶ日本に仲介を頼まざるを得ない」という観測が盛んに流されているが、楽観論にもホドがある。労働新聞(電子版)は8日付の論評で合意ナシの米朝会談に言及する一方、日本が会談妨害を画策し、合意見送りの責任の一端があると主張。安倍首相を「アベ」と5回も呼び捨てし、「犬のようなヤツら」「実に目障り」「見ているだけで血が逆流する」などと罵り、「われわれの前にその憎たらしい影すらさらすな」と猛批判を展開した。安倍首相はトランプ大統領が拉致問題を2回取り上げたと大ハシャギで、「今までになかったことが行われた」と自慢げだったが、マユツバだ。

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