伊藤惇夫
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伊藤惇夫政治アナリスト

1948年、神奈川県生まれ。学習院大学卒業後、自民党本部事務局に勤務後、新進党、太陽党、民政党、民主党の事務局長などを歴任。「新党請負人」と呼ばれる。執筆、テレビ・コメンテーターなど幅広い分野で活躍中。

有権者が賢くないと政治が乱れる見本

公開日: 更新日:

「一国の政治というものは、国民を映し出す鏡に過ぎない」

 これは「自助論」で有名な19世紀、イギリスの作家、サミュエル・スマイルズの言葉だ。

 これまでいろいろと日本の政治の劣化を指摘してきたが、考えてみればそうした政治、政治家をつくり出しているのは、有権者である我々でもある。実は有権者自身の劣化が、「魔の3回生」や「安倍1強」、無能な大臣、政治家たちの暴言や失言を“製造”しているのではないだろうか。

 しばらく前、兵庫県の「号泣県議」が話題になった。彼はそれまで町長選や市長選にたびたび立候補、いずれも泡沫並みの得票で落選していたのに、2011年の県議選でいきなり当選した。なぜか? この選挙を前に、彼は当時、関西で人気抜群だった「維新」を名乗ったからだ。もちろん、勝手に名乗っただけで、大阪維新とも日本維新とも全く関係ない。だが、おそらく多くの有権者は「維新」という名前だけで投票したはずだ。

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