著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

日本は戦時指導者の無能によって戦争に負けたとするも…

公開日: 更新日:
戦後(1946年3月)の浅草・仲見世。前年3月の東京大空襲で浅草寺本堂や五重塔などはほとんど焼け落ちたが、仮本堂(奥)が急きょ造られた(C)共同通信社

 日本が今次の戦争において敗れたことについては、「日本は上級司令部の失敗で敗れました」とし、

「日本がアメリカに不意打ちを加えれば、アメリカは武装して応戦するいとまもなく敗れるであろうとの予想のもとに計画が立てられていました(略)アメリカ軍の新しい戦法に対応する作戦が立てら… 

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