溝口敦
著者のコラム一覧
溝口敦ノンフィクション作家、ジャーナリスト

1942年7月5日生まれ。早大政経卒 徳間書店、博報堂勤務を経て、フリージャーリストに。暴力団や闇の世界に深く食い込んだド迫力ルポには定評がある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞受賞、日本ジャーナリスト会議賞受賞。『暴力団』(2011年)がベストセラーに。

一部のファンとの紐帯も切れた暴力団・山口組のやりっ放し

公開日: 更新日:

 6代目山口組系秋良連合会の傘下組員・早崎美浩容疑者(55)が昨年9月、大阪府堺市の交差点で当時9歳の男児を車ではね、肝臓損傷、右足骨折の重傷を与えながら、そのまま逃亡し、このほど大阪府警堺署に逮捕された。

 早崎は当時、車の免許が失効した状態で、しかも乗っていたのはナンバープレートを付け替えた車だったため逃げたと供述、ひき逃げを認めている。が、そのときシャブをきめていたため、覚醒剤乱用の発覚を恐れて逃げたという噂もある。

 いずれにしろ、早崎はなんの罪もない男児を事故に巻き込んだ上、責任逃れでひき逃げした。重罪である。

 関西在住の組幹部が言う。

「警察がしばしばイヤキチ(嫌がらせ)で無関係の組員を逮捕するのは事実です。だけど、今回の場合は早崎がひき逃げを認めている。であるなら、起訴を待たず、6代目山口組なり、その下の秋良連合会なりが早崎と早崎の所属する組に対し、処分を下して当たり前です。自ら襟を正し、世間さまにかけたご迷惑をおわびする。社会に対し恭順の意を示す。分裂前の山口組でも、この程度のことはやっていた。しかし、今はやらない。知らんぷりです。なぜやらないか不思議です」

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