著者のコラム一覧
ラサール石井参議院議員

1955年生まれ。大阪市出身。渡辺正行、小宮孝泰と結成したお笑いトリオ「コント赤信号」で人気に。声優、俳優、司会者、脚本家、演出家、コラムニストとして活躍。第23回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。2025年、参院選に社民党から立候補し当選。副党首に就任。

石破新総裁には期待したが結局“張り子の虎”…国民が「七人の侍」の農民のように立ち上がるしかない

公開日: 更新日:

 自民党総裁選は石破氏の勝利で終わった。まさかの大逆転、まさかの展開。

 まさか高市氏との決選投票になろうとは思いもしなかった。しかも1回目では高市氏の方が票が多かったのだ。決選投票では彼女も勝利を確信した顔をしていた。逆転して石破氏に決まった時のその表情は硬く虚ろで、私など演技の勉強になったぐらいである。他の議員の、驚きながらなんとか平穏を保つ顔なども実に面白かった。

 総裁選では、何より菅氏が推した小泉氏のメッキの剥がれ具合がすごかった。ベリベリと音が聞こえるぐらいだった。おそらく電通あたりの仕掛けで、衆院選に向けての事前運動としての全員のマスコミ露出であったろうが、小泉氏にだけはマイナスだった。

 そして小気味いいほど負けたのが河野氏だ。前回総裁選から32万票も減らした。ご本人は決選投票に残るのは間違いないと公言していたが、ケツから2位のブービー賞。党員票は8票しか入らなかった。

 これは所属派閥の麻生派が決選投票に向けて、全部高市氏に乗ったからだ。子飼いの河野氏を切って勝ち馬に乗ろうとした麻生氏。石破氏が登壇する時に後ろで拍手もせず呆然としていた。まるで黒沢映画「乱」の炎上する城から出てくる仲代達矢のようだった。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    SNSで大バズリ! 高市首相の「激ヤバ発言動画」発掘がブームに…中には悪質な切り取りも

  2. 2

    働かない高市首相がお盆休み満喫…4日間「終日公邸」おこもり、いよいよ剥がれる“鉄の女”のメッキ

  3. 3

    ラブホで愛人と休憩中にバスローブ姿でリモート報道対応 秋田県幹部職員のウソと大甘処分のワケ

  4. 4

    高市首相がノー天気「物価高対策」X投稿で“赤っ恥” GDP3期プラスでも個人消費「低迷」の深刻度

  5. 5

    公認内定取り消しで妻も自殺…高橋茉莉さん実父告発「玉木雄一郎の4つのウソ」──国民民主党代表選スタート

  1. 6

    消費税政局なんてありゃしない 誰も高市早苗を引きずり降ろせない歯がゆさと暗澹

  2. 7

    恐怖人事第2幕か…高市首相vs財務省「守護神・片山さつき」めぐってバチバチ

  3. 8

    9.13沖縄県知事選「大東亜戦争」がハレーション…“与ゆ党相乗り”新顔 拭えない右派色、逃げる女性支持

  4. 9

    止まらない高市首相SNS発信に官邸総動員の実態…この週末は3日間で11連投も「ゴキブリ」投稿で大炎上

  5. 10

    「終戦の日」も本性ダダ漏れ…高市首相「反省なんかしない」から31年 筋金入りの開き直り史

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  3. 3

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    東京・大井町、OIMACHI TRACKSと対照的な東小路飲食店街、商店街理事長が直面する2つの問題

  1. 6

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  2. 7

    「山口組」抗争指定解除へ、それでも対立は続く…6代目幹部「喜ぶのは早い」

  3. 8

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 9

    止まらない高市首相SNS発信に官邸総動員の実態…この週末は3日間で11連投も「ゴキブリ」投稿で大炎上

  5. 10

    清水アキラさんが三男急死の直前に語っていた“せがれ”のこと 良太郎さんに口説かれものまねショー復帰