立憲・野田代表やっぱり腰抜け…58人の衆院議員有志が提出求めるも「内閣不信任決議案」出せず
「公明党はダブル選挙だけは絶対にノーだ。党勢が衰えている中、参院選に手いっぱいで対応できない。斉藤代表がしきりに解散に否定的な見解を示していたのは自民党へのメッセージでもあった」(永田町関係者)
G7終了後のカナダで、石破首相が「政権与党として喫緊の課題に決してすき間をつくることがないよう全力を尽くす」と発言した真意は、立憲に対し「不信任案を出さないで」の懇願だったのだ。それに真正面から応える野田代表。会見では「大連立するのか?」と問われ、即座に否定していたが、戦わない野党第1党じゃ、有権者も政権を取る気がないと判断する。立憲の参院選は暗澹だ。
「不信任案を出さないと石破政権を信任することになる。多くの国民から『やっぱり根性がない』と見られても仕方ない。参院選にはマイナスでしょう」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)
野田代表の会見から遡ること5時間前。小沢一郎や江田憲司ら立憲議員有志が不信任案提出を求める会合を開き、代理含め衆院58人が集まった。そこでの発言はこの通り。
「物価高対策や政治改革など政権与党と考え方が違うのに、不信任提出の機会を放棄するのは、本会議場で国民の皆さんに説明責任を果たすという野党第1党の責務の放棄だ」