西田昌司発言を容認、天皇を元首に、日本も核武装を…これが都議選で躍進した参政党の主張だ
来たる参院選に向けて、特定の党の批判を書くのはやめておく。ただ、その現実に口にした主張を知ってもらうだけにとどめる。とくにカルト的側面を持つ参政党の。
まず、先日の沖縄慰霊の日に、わざわざ沖縄に来て言ったことは、ある意味、先に自民党の西田昌司氏が言って大問題となった発言の容認であった。
「あの時本土は沖縄守ろうとしたんでしょ。それを日本兵に酷い目に遭ったとか、嘘でしょ。戦争に勝ったアメリカが歴史を変えたんですよ」との主張。
参政党の憲法草案なるものには、「天皇は国の元首であり、さまざまな権限を持つ」「自衛隊ではなく自衛軍が国を守る」「国民主権ではない」「基本的人権への言及はない」など、かなり驚くことが書いてある。
■「がんは戦後に出来た」とも
また、核武装すべきと説き、こんなことを言っている。
「佐渡を独立させて国を作り、そこで核ミサイルを置くんです。日本じゃないんだから問題ない」