著者のコラム一覧
ラサール石井タレント

1955年、大阪市出身。本名・石井章雄(いしい・あきお)。鹿児島ラ・サール高校から早大に進学。在学中に劇団テアトル・エコー養成所で一期下だった渡辺正行、小宮孝泰と共にコント赤信号を結成し、数多くのバラエティー番組に出演。またアニメの声優や舞台・演劇活動にも力を入れ、俳優としての出演に留まらず、脚本・演出も数多く手がけている。石井光三オフィス所属。

西田昌司発言を容認、天皇を元首に、日本も核武装を…これが都議選で躍進した参政党の主張だ

公開日: 更新日:

 対馬でも同じことを言っている。離島の人のことを何とも思っていない。またオーガニック右翼と呼ばれ、農薬を否定。「小麦が一番危ない。うどんやお好み焼きなんか戦後に出来たもの」

 もちろんうどんは平安時代から、お好み焼きは大正からある。小麦を否定する割に、過去に大きなピザを前に満面の笑みの神谷氏の写真があったりする。

がんなんて戦後に出来た」

 いやいや紀元前2600年にエジプトで乳がんの記録がある。

 藤井セイラさんのXでは、参政党のポスターが紹介され、聖徳太子、天武天皇、北条時宗がイラストで並び、西郷隆盛の次は、特攻隊員がおり、その前に現代の若者がいて、日の丸を背に「これ以上、日本を壊すな!」と書かれ、大きな文字では「次は私たちの番だ」となっている。

 つまり日本を外国から守った人を、過去から順に並べているわけだ。しかし特攻隊員は自分の意思とは関係なく、無謀な作戦によって無駄死にさせられたのであり、霊を鎮魂することはあれ、美化してはいけないと思うのだが。藤井氏は「特攻隊の順番が再び回ってくるというメッセージ」と断じる。

 さて、まだまだいっぱいあるのだが、あとはご自分でお調べください。それを見て共感する人はよし、えっと驚いた人は一つの判断材料にいたしましょう。

【連載】ラサール石井 東憤西笑

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    高市早苗氏は総裁選“決選投票”にも残らない? 完全裏目の「鹿スピーチ」でまさかの大失速

  2. 2

    高市早苗氏の「外国人が鹿暴行」発言が大炎上! 排外主義煽るトンデモ主張に野党からも批判噴出

  3. 3

    林芳正氏が自民党総裁選“台風の目に”…「2強」失速でまさかの決戦投票進出あるか

  4. 4

    「進次郎隠し」を森山幹事長が画策か? 自民党総裁選いよいよ告示もテレビ討論会激減の不可解

  5. 5

    自民党のグダグダ総裁選に国民は完全ソッポ…アンチさえいないお寒い街頭演説に凋落ぶりあらわ

  1. 6

    林官房長官が総裁選“撃沈”危機…石破首相辞任「必定」発言を謝罪&撤回も後の祭りか

  2. 7

    国民民主・玉木代表が維新の“自民すり寄り”に猛ジェラシー! 総裁選後の「補完勢力」の座めぐり場外乱闘勃発

  3. 8

    自民元議員・和田政宗氏が参政党に露骨なスリ寄り…宮城県知事選で政策協力、過激政策に“偽情報拡散”の懸念

  4. 9

    小泉進次郎が総理・総裁なら「岸田外相」カムバック説…意外と本人はニンマリ

  5. 10

    学歴詐称市長の最終目的は450万円のカネ? 観光客もふるさと納税も失う伊東市民の哀れ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人vs阪神またもドラフト場外戦勃発!1巡目指名8年で5回モロかぶり…中日とヤクルトも参戦か

  2. 2

    叱責、鉄拳、罰金…試練の日々で星野監督よりも「怖かった人」

  3. 3

    ドラフト外入団の憂き目に半ば不貞腐れていたボクを最初に見出してくれたのは山本浩二さんだった

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 5

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  1. 6

    前橋市長の「ラブホ通い詰め」だけじゃない…有名女優らもキャッチされた格安ラブホ不倫劇の舞台裏

  2. 7

    次期巨人監督へ桑田二軍監督が腕まくり! 松井秀喜氏への“つなぎ登板”は球団の思惑とも合致

  3. 8

    林芳正氏が自民党総裁選“台風の目に”…「2強」失速でまさかの決戦投票進出あるか

  4. 9

    国民民主・玉木代表が維新の“自民すり寄り”に猛ジェラシー! 総裁選後の「補完勢力」の座めぐり場外乱闘勃発

  5. 10

    杉田かおるの窮地を陰から支えていた舘ひろしの男気