シリーズ「第2次世界大戦と原爆」(18)陸軍と海軍の「原爆研究」…二号研究とF号研究の乖離

陸軍と海軍は、ウラン爆弾の可能性について、その基本的立場も、委託する核物理学の研究機関も異なっていた。アメリカのマンハッタン計画と比べると、雲泥の差というより、天と地ほどの開きがあった。この差異は日本にとって結果的には多くの視点を提供することにもなった。
日本のウラン爆…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,063文字/全文1,204文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】