シリーズ「第2次世界大戦と原爆」(28)ウラン爆弾は東條英機の私的計画だった

陸軍内部で一貫して兵器開発の研究やその技術開発を目指していたある軍人(仮にYとしておこう)が語った兵器論が、私の印象に残っている。Yは、直接にはウラン爆弾の研究、開発、製造の計画には関わっていない。それを前提に語るのだが、それは含蓄に富んだ意味を持っていた。次のような兵器哲学を…
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