学歴詐称市長の最終目的は450万円のカネ? 観光客もふるさと納税も失う伊東市民の哀れ

公開日: 更新日:

 だが、田久保は卒業証書らしきものを市議会で「チラ見せ」するなど、呆れた工作の末、卒業していないことをシブシブ認めた。市民の1人が公職選挙法違反の疑いで告発状を提出し、捜査も始まっている。

 7月初めに田久保は「辞職する」と表明した。だが、月末には一転、辞めるのをやめてしまったのだ。不可解というより、彼女は世の中をナメ切っているように私には思える。

 市議会が9月1日、市長に対する不信任決議案を全会一致で可決すると、辞職ではなく市議会を解散してしまったのだ。

 大義も政策論争もない、ただ「市長の経歴詐称は是か非か」を問う前代未聞の選挙(10月19日投開票)になる。

 なぜ、田久保は斎藤元彦兵庫県知事のように、失職して、市長選に再出馬するという道を選ばなかったのだろう。市民の中にも「経歴詐称なんかどうでもいい。市政を進めてくれ」という声があるというから、再選される可能性もわずかだがあったのではないか。

 伊東市議会の定数は20人。市長に対する不信任決議を再び可決するには、議員定数の3分の2以上の議員が出席し、過半数が賛成することが必要になる。従って、それを阻止するために田久保は、彼女のシンパ議員を7人以上当選させなければならない。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    高市首相の“悪態答弁”にSNSで批判殺到! 共産&れいわの質問に「不貞腐れたガキレベル」の横柄さだった理由

  2. 2

    高市外交を「日本の恥」だと批判続出! 夕食会で踊り狂う写真をホワイトハウスが“さらし上げ”

  3. 3

    議員会館でも身体重ね…“不倫男”松本文科相は辞任秒読み! 虚偽答弁疑惑に「コメント控える」連発の卑劣

  4. 4

    高市首相初訪米での英語挨拶にトランプ大統領「通訳使え」…案の定SNSで蒸し返された“経歴疑惑”

  5. 5

    トランプ米国にすり寄る高市首相の寿命を“値踏み”…自民党内で加速する派閥再興へのシタタカな計算

  1. 6

    自民党からボロクソに言われ始めた玉木・国民民主…無理な要求ばかりで「おかわり君」「おねだりキャバ嬢」

  2. 7

    黄川田こども担当相の“ポンコツ答弁”が炸裂! 立憲・蓮舫氏との質疑で審議が3回も中断する醜悪

  3. 8

    小沢一郎氏に聞いた(前編)衆院選での中道惨敗、自身まさかの落選と今後

  4. 9

    シリーズ「占領下の日本社会」(102)東條英機が天皇に対して使っていた「二枚舌」は歴史に残すべき

  5. 10

    日本いつもの朝貢外交でトランプ米国に“抱きつき”…矢継ぎ早に総額17兆円超の対米投資

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    サヘル・ローズさん「憲法9条がある日本は世界に平和を訴える独自の役割がある」

  2. 2

    『スマスロ ミリオンゴッド』が4月に登場 史上最高の射幸性を誇った初代『ミリオンゴッド』の伝説

  3. 3

    高市外交を「日本の恥」だと批判続出! 夕食会で踊り狂う写真をホワイトハウスが“さらし上げ”

  4. 4

    横浜銀蝿Johnnyさん「キャロル『ファンキー・モンキー・ベイビー』のイントロと革ジャンを着て歌う姿にシビれた!」

  5. 5

    WBC惨敗は必然だった!井端監督の傲慢姿勢が招いたブルペン崩壊【総集編】

  1. 6

    元タカラジェンヌは人材の宝庫か? 礼真琴は「新しい地図」入りして原発ドラマで活躍

  2. 7

    侍J投手コーチに飛び交う悪評「データを扱えない」 “構造的欠陥”も相まり大いなる不安

  3. 8

    パチスロファンからは辛辣な声も多数…『スマスロ 北斗の拳 転生の章2』は本当に“期待外れ”だったのか

  4. 9

    高市首相初訪米での英語挨拶にトランプ大統領「通訳使え」…案の定SNSで蒸し返された“経歴疑惑”

  5. 10

    退社続くフジ女子アナの心理…先輩たちの活躍を見れば、長くしがみつく必要はないと考えて当然