小野田紀美経済安保相の地元を週刊新潮が嗅ぎ回ったのは至極当然のこと

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 活発な子どもだったようだが、「ガイジン」といわれて石を投げられたり、同級生から「アメリカに帰れよ」と心無い言葉をぶつけられることもあったそうだ。

 外人と指をさされた体験を持つ彼女なら、日本に来ている外国人の差別される心情を理解できそうだと思うのだが、自分たちを捨て去った父親への憎悪が募り、今度は差別する側に回ろうというのだろうか。

 上京して大学を出てから、塾講師、ゲームやCDの制作会社に就職したが、幼いころから抱いていた「政治家」になる夢が捨てがたく、東京・北区の区議選に出馬し、当選する。2期目に当選したばかりで、今度は地元岡山県から参議院選挙に出馬して当選している。

 2022年の参院選では、嫌っていた公明党の推薦を断って出馬した。銃弾に倒れる前日、安倍晋三元首相が小野田の応援に駆け付け、こう檄を飛ばした。

「思い切りが良くて、そして潔い。『度胸がありすぎる』という人がいるくらいです。でもみなさん、そういう政治家が、日本には必要じゃないですか」

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