著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「占領下の日本社会」(79)軍事主導体制に抑制を効かせた「五箇条の御誓文」はなぜ変質したのか

公開日: 更新日:
五箇条の御誓文を最終的にまとめたとされる木戸孝允(C)共同通信社

 この「五箇条の御誓文」は、以下のような枠組みをもって語られている。極めて貴重な意味を持っていることがうかがえる。ここに五箇条を記しておこう(原文は片仮名だが平仮名で引用する)。

1、広く会議を興し万機公論に決すべし
2、上下心を一にして盛に経綸を行ふべし
3、官武一途… 

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