著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「占領下の日本社会」(127)学問の府に迫る軍靴の足音…橋田邦彦文相と東條英機陸相の激突

公開日: 更新日:
第81回通常議会の閉院式を終え記念撮影に納まる東條内閣閣僚。橋田邦彦文相(前列左2)、東條英機首相(前列左3)ら(C)共同通信社

 第2次近衛文麿内閣では、日米交渉の開始とその内容を巡って、松岡洋右外相と近衛の対立が激しくなり、つまるところ一度総辞職という形をとることになった。松岡を更迭するだけの体裁を整えた後、第3次近衛内閣が誕生する。文部大臣には橋田邦彦がそのまま留任する形になった。ただ橋田は、国のあら… 

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