「茶番劇だ!」傍聴席から怒号も…福岡県議会の“ドン”蔵内議長の辞任巡る「泥沼政争」の行方
「起立採決の結果は『賛成9、反対1』といった一目で分かるものではなかった。なのに、副議長は採決後、すぐさま『起立多数と認めます』と判断。初めから可決されると分かっていたかのようでした」(県政関係者)
県議会の定数は87で欠員が1。議長を除けば過半数は43だが、蔵内議長の“身内”である自民会派は40人だ。動議を可決させるため「自民が他会派の切り崩しを行った」(同前)とみられている。
県政担当記者が言う。
「臨時議会開会が予定より大幅に遅れたのは、自民側が議員団の総会などを開くといった理由を持ち出したから。時間稼ぎしている間に決議案をどう潰すかを協議していたようです」
■辞職の真意は「身内の不満潰し」
そんな中、突如飛び出したのが、蔵内議長の議長辞職の一報だ。蔵内議長が臨時議会直前に、9月定例会で政治倫理条例制定など議会改革のメドがつけば、議長を辞任する考えを周囲に示したという。
「実は、今回の騒動について、来春に県議選を控える自民の若手から不安や不満が続出しています。騒動が選挙に悪影響を与えかねないわけですから当然です。彼らの不満を抑えるために、蔵内さんは議長辞職を打ち出さざるを得なかったとみられています」(同前)


















